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2019年5月16日 (木)

漢方用語「瘀血(おけつ)」。チェックリストで確認

瘀血(おけつ)とは、中医学の概念の一つで二次的な病気の原因であり、血が脈内に停滞して巡りが悪くなったり滞ったりした状態のことを言います。

「瘀血」は、血瘀・血滞などとも呼ばれています。

「瘀血」は万病のもと、瘀血度をチェックしてみましょう

あなたの瘀血度をチェック

あなたの体内に「瘀血」があるかどうかは「瘀血の」3大症状である
・痛む
・しこる
・黒ずむ
であらわれてくるかどうかをチェックしてみれば分かります。
8つのポイントを利用して、ご自分の「瘀血度」をチェックしてみてください。

各項目横に書かれている点数を合計して最後に瘀血度を判定してください。

皮膚をチェック

・顔色がどす黒い(5点)
・歯茎が暗赤色(5点)
・皮膚が硬化しざらついている(サメ肌)(5点)
・打撲によるうっ血が消えにくい(5点)
・目の下にクマができる(3点)
・シミ、ソバカスが多い(3点)
・手のひらに紅斑がある(3点)
・アザができやすい(2点)

頭・肩

・肩や首筋が凝る(3点)
・手足が冷える(2点)
・物忘れしやすい(2点)
・頭痛が多い(3点)

痛み

・関節痛がある(5点)
・手足がしびれる(3点)
・リューマチ(3点)
・胸に刺すような痛み、あるいは締め付けるような痛みがある(5点)

・舌裏の静脈が暗紫色に腫れている(5点)
・舌の色が暗赤色、または紫色のシミがある(5点)

生理

・月経の色が黒ずんでいたり、塊が混じる(5点)
・生理痛がある(5点)

血管

・唇が紫っぽい(5点)
・腹や足の静脈が浮き出ている(3点)

・痔がある(2点)
・タール状の黒便(3点)

内臓

・内臓にポリープや腫瘍がある(5点)

チェックは済みましたでしょうか、合計点数を出してください。
●瘀血度判定基準●

合計点数 判定内容
3~6点 瘀血の傾向があります
7~11点 瘀血です
12点以上 瘀血が進んでいます

瘀血の問題点

中医学では病気の原因を「病因」といい、「外因」「内因」「不内外因」に分けられ、これらが原因し発生した病態の一つに「瘀血」があり、この「瘀血」は新たな病変を生じるため発病因子の一つとされています。

「瘀血」は一つの病状でもあるが、多くの病気の原因でもある

「瘀血」は、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、心不全、消化器障害、癌、婦人病、皮膚病、うつ病、生活習慣病など様々な病気を引き起こす原因の一つとされています。

「瘀血」の改善、予防は健康長寿のためにはとても大切なのです。

瘀血の原因

後天的病気のすべては生活習慣にあると言われるように、瘀血も発生する要因の多くは生活習慣にあります。

・心身の疲労
・寒暖差の多いところでの生活
・エアコンの中での長時間生活
・運動不足
・虚弱体質
・ストレス
・長引く病気
・食事の不摂生

どなたでも一つは当てはまりそうな内容です。つまり、「瘀血」は誰にでも発生しやすいと思っていただいて間違いはありません。

瘀血の対策

「瘀血」を除去し、改善する方法を中医学では「活血化瘀法(かっけつかおほう)」と呼んでいます。

イメージとしては、ドロドロとした血液をサラサラにして、うっ滞を取り除き、血がスムーズに流れるように改善するものです。

「瘀血」を改善する漢方薬を「活血化瘀剤」と呼び、「瘀血」を改善することと「瘀血」を予防する効果があるため、養生薬として長く服用されていく漢方薬です。

また、「瘀血」は「内因」「外因」などの結果生じた状態でもあるため、体質バランスの乱れがある場合にはそちらも同時に改善する必要があります。


病気を長く患っていて、良くなったり悪くなったりを繰り返している。同じ治療を続けていても変化が見られない、病院に行くほどでもないが体調がすぐれない。

このような時には、漢方薬で体質改善をすることでお悩みが解決できます。

お気軽にご相談ください。

相談予約は、お電話で042-638-8860

2019年4月21日 (日)

睡眠薬と漢方薬

不眠症の方の相談では、多くの方が睡眠薬や安定剤・抗不安薬を止めたいという考えから漢方薬の服用を選択しています。

その為、漢方薬の服用を始めれば今まで飲んでいた睡眠薬などを止めても良いと思っている方が多いのですが、

はじめは、睡眠薬等を今まで通り服用し、同時に漢方薬を服用していただきます

一緒に服用することで副作用などが心配と言いますが、

漢方薬は、睡眠薬ではないので同時に服用したからと言って効果が強くあらわれたり、効き目が弱くなることはありません

漢方薬での不眠症の改善は、眠るための力をつけること、覚醒に働いているストレス(漢方では肝の興奮)を鎮めることの体質改善すれば必ず眠れるようになります。

焦らず根気が必要ですが、睡眠薬などを止めていくことができますので漢方薬の力も利用してみてください。

ご相談は、みなみ野漢方薬局まで
電話相談:042-638-8860(午前10時~午後18時、水曜、第一日曜定休)
メール相談:mail@minamino-kanpou.com



2019年4月18日 (木)

頬の赤みはステロイドが原因しているかもしてません。

ステロイド外用剤を顔面に長期使用することで発生する皮膚炎。
もともとの皮膚炎のために使用し続けていたものが、新たな皮膚炎の原因となり治療を長引かせるどころか、悪化していく場合もあります。

酒さ

酒さは、中高年の顔面で特に鼻に発症するもので、毛細血管が拡張するため赤みが強く目立ってしまいます。


お酒やストレス、日光、肝機能などが影響していると考えられていますが、はっきりとした原因は不明です。


酒さ様皮膚炎
酒さ様皮膚炎は、中年女性に多く、不適切なステロイド外用薬使用による代表的な副作用です。

人によって、赤み(紅斑)、毛細血管の拡張(押して離すと一瞬白くなる)、膿、乾燥、かゆみ、ほてりなどの症状があらわれます。

かゆみもつらいのですが、女性にとって赤みが強いのはつらいものです。

西洋治療

治療の基本は、ステロイド外用剤の中止、しかし止めたことによってリバウンドを起こし、赤みが強くなり、かゆみも強くなることがあります。

西洋医学では、リバウンド治療のためにステロイドの使用量やランクを調整し、徐々に離脱していく方法が一般的です。

場合によっては、ニキビと同様の治療を行う場合がありますが、うまくいかないことが多いようです。

漢方治療
赤み・充血は「熱(ねつ)」と捉え、「清熱(せいねつ)」という赤み・充血を取り除く治療法を行います。
<代表処方>三黄瀉心湯、黄連解毒湯、竜胆瀉肝湯など

清熱剤は、皮膚の保護・保湿をサポートする働きがないため、ある程度赤みが治まってきたら、保湿や保護を目的とする漢方処方を加えていきます。(初めから加える場合もあります)

<代表処方>四物湯、温清飲、十全大補湯など

赤みが落ち着いてきたら、繰り返し発症しないように、一人ひとりにあった体質改善の漢方薬に切り替えていきます。


<症例>
酒さ様皮膚炎の改善例

<みなみ野漢方薬局HP>
https://minamino-kanpou.com/

<twitterフォロワー募集中>
https://twitter.com/minamino_kanpou

皮膚病治療のために「ステロイド」を使用することは悪いことではありませんが、治療目標を明確にして、副作用を疑ったらすぐに中止し、治療方針を変更いたしましょう。

 

お客様のご要望により、ココログにもブログ情報を掲載いたします。今後ともよろしくお願いいたします。

 


 

2018年9月18日 (火)

ブログサイトのお引越し

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みなみ野漢方薬局のホームページをリニューアルしました。

その過程で、ブログもお引越しをすることといたしました。

是非、こちらのサイトから今後も漢方・健康情報をご覧ください。

・ホームページURL
https://minamino-kanpou.com

・ブログURL
https://minamino-kanpou.com/blog/

これまでのブログの内容を再度確認し、改めてブログを更新いたします。

・twitter
https://twitter.com/minamino_kanpou

ブログと合わせてTwitterには、ちょっとした養生法や漢方情報をお知らせいたします。フォロワー登録して最新の情報を入手してください。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

みなみ野漢方薬局 松田哲男

2018年9月 7日 (金)

自律神経失調症・・・観察してみよう

 「予防に勝る治療はない」
多くの方は、病気になってから何らかの対策・治療のための行動を起こしています。

ですが、病気をする前に対策を施すことがもっとも効果的であることは、多くの方が感じているところではないでしょうか。

大病を克服された方ほど、病気の予防である「養生」の大切さを実感し、実践されています。

では、どうして普段から養生しようという意識が弱くなってしまうのでしょうか、普段から健康に自信がある方ならまだわかりますが、そんなに健康に自信のない方があまり養生を意識していないのには訳があるのでは・・・

私が思うのには
何を養生すればよいのかがわからないからではないでしょうか。

例えば、頭痛や生理痛
鎮痛薬等を服用すれば多少改善されますし、一時的な症状なので病気の起こりを深く考えたことがないのではないでしょうか。

でも、しっかり対策をすれば鎮痛剤を服用しなくてもよくなりますし、その他の病気の予防にもなるので養生することは一石二鳥のなのです。

どのような養生すればよいのか
これは、同じ悩みでも人それぞれ違いがあります。その為にも大切なことは

自分の体をよく観察することです。
・いつどんな時に起こりやすいのか
・どのような場所、環境で起こりやすいのか
・決まって一緒にあらわれる症状は何か
・いつも同じ強さの症状なのか、波があるのか
・どんなことをすると少し楽になるのか、逆にひどくなるのか
・からだは冷えているのか、ほてりがあるのか
・便の調子はどうか
・食欲は
・睡眠の質は

細かく自分の体質を考えたことがありますでしょうか。
自分のことは自分が良く知っているつもりでも知らないことは数多くあります。

漢方カウンセリングをしていると本人が気づいていなかった体質的な特徴に気づいていただくことがあります。

病状の改善には、その原因と起こりを明確にすることが大切です。

体質日記などを付けて、ご自分の体質的特徴・変化を観察してみてはいかがでしょうか、きっとお悩みの病状の改善策が見つかることでしょう。

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