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2014年3月30日 (日)

漢方薬で「妊娠力」アップ!!

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不妊症・不育症のお悩みで漢方薬治療を選択する方が増えています。
中医学での不妊は、
「妊娠力」の低下が原因と考えています。

先天的な病気がない限り、女性には妊娠する力が備わっていますが、何らかの原因でその力が弱まっている状態のために、妊娠できず、できても流産を繰り返してしまいます。

妊娠力は、生殖器の力のことだけではなく(生殖機能の低下は結果であり原因ではありません)、心とからだの健康力と関係しています。

不妊相談に来られる方たちよくある不調と改善方法(漢方的治療方針)をご紹介します。

①冷え症:
女性の健康の悩みで最も多いのが冷え
冷えている部分もさまざまで、お腹・手先・足先・腰・下半身などなど
月経痛が強い・月経前症状が起こりやすいといった症状が伴う方が多いです。

【対策】
温める!!当たり前のことですが、冷えを自覚していない方でも温める漢方薬を服用していただくと、体調全般的に良くなります。
漢方薬治療の基本は、
・温裏きょ寒剤(代表処方;当帰四逆加呉茱萸生姜湯・温経湯)
・温補腎陽(代表処方;八味地黄丸・牛車腎気丸)

②肩こり・月経痛
「お血」と呼ばれる「血」の滞りが起こっている状態です。
この「お血」は、子宮筋腫・内膜症・卵巣嚢腫などの疾患ともかかわりが深いため、これらの疾患でお悩みの方は、「お血」を改善することをおすすめします。

【対策】
血流改善!! 日常的な改善としては運動やストレッチがもっとも効果的です。
漢方治療の基本は
・活血化お剤(代表処方;血府逐お丸、桂枝茯苓丸)
同時に、「お血」を作りやすい体質改善も必要です。

③貧血・めまい
漢方では「血虚」と呼ばれる状態にあてはまります。
血液検査で貧血と診断されなくても、
・冷え
・めまい
・立ちくらみ
・疲れやすい
・良く眠れない
・疲れ目
・月経不順
・肌荒れ
・抜け毛
などの自覚症状があれば「血虚」である可能性があります。

「血虚」は①冷え症の原因の一つでもありますので多くの方が「血虚」改善も大切になります。

【対策】
血を補う!! 「血」は身体を温める物質でもあり、ホルモンの運搬、自律神経の調整にとても大切や役割を担っています。
漢方治療では、
・補血剤、気血双補剤である「気血」を補う漢方薬がお勧めです。
代表処方としては、婦宝当帰膠、十全大補湯、帰脾湯、四物湯など体質に合わせて服用すると効果があります。

④ストレス
不妊と何が関係あるの?と思われていませんか。
精神的な安定は、妊娠と非常に大きく関わっています。

こんなことを、聞いたことがあると思います。
「子作りを何年も続けていて、精神的にも肉体的にも疲れが出てきたので、しばらく休んでみよう、もうあきらめよう」として、休んでいる間に「妊娠しました!!」と言う話。

不妊治療が長くなれば長くなるだけ「ストレス」は溜まります。
このストレスが脳のホルモンを分泌するための指令室の働きを乱してしまい、結果、ホルモンバランスが崩れていくのです。

漢方治療では、
疏肝解鬱剤・和解剤と呼ばれる「気」の巡りをスムーズにする働きのある漢方薬が用いられます。代表処方は、逍遙散、柴胡桂枝湯、抑肝散などです。

これらの体調を整えることで「妊娠力」は確実にアップします。
漢方治療は、体外受精や人工授精をしている方には、相乗効果が期待できますので、詳しく話を聞きたい方は、是非ご相談ください。

みなみ野漢方薬局
042-638-8860
mail@minamino-kanpou.com

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