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2015年10月

2015年10月24日 (土)

体質の変化は感情にあらわれる

 中医学の五行哲学において、
人の感情はそれぞれ五臓に当てはめることができます。

それを五志と呼び
肝---怒る
心---喜ぶ
脾---思う
肺---悲しむ、憂い
腎---驚く、怒れる
以上のように感情を五臓に割り当てることができます。
そして、それらの感情が身体に影響を与えたり、五臓の乱れによって起こる
感情を七情(しちじょう)と呼んでいます。

(肝)
 肝は、血の循環、筋肉(筋)、目、自律神経系、ホルモン系と
深く関わっています。
 怒ると筋肉が震える、目が充血する、心拍数が増加する
 月経前にイライラする、疲れると感情のコントロールがうまくいかない
などは、肝の働きに問題があるためです。
 逆に、強いストレスや筋肉疲労、眼精疲労などは
肝に悪影響を与えるために自律神経系の乱れが起こりやすくなります。

(心)
 心は、高次神経系、血流、舌、表情などにあらわれ。
過度な喜びは、動悸、不眠、多夢などを引き起こします。
遠足前などに眠れない、日中興奮しすぎて寝付けにくいなどは
その関係からです。
 また、心は「血」と深いかかわりがあり、「血」の働きが不足したり
興奮することによって、不眠症やうつ病を引き起こしていると考えられます。

(脾)
 脾胃は、飮食からの栄養を消化・吸収・排泄をする所で、
思い悩むと食事が通らない、のどが詰まる、腹痛や軟便などは
脾の機能が弱い体質のためであると考えられ、
脾胃が弱い人は、思い悩みやすい傾向でもあります。

(肺)
 悲しく泣いている子供は、息が整っていません。また、過呼吸などは
肺の機能失調が考えられ、そのような症状を起こす方は、
慈悲深い方が多いように感じられます。

(腎)
 腎は、泌尿器系・生殖器系・成長と老化・耳や骨などと
関わりがある所です。
 驚いた拍子に”尿漏れ”を起こしてしまう。高齢になって頻尿や尿漏れを
してしまうのは、「腎」の働きが低下している関係です。

 このように、私たちの感情は自分で作っていることもありますが、
大抵の場合、体質の弱点がある時に、それらと関係する感情が現れやすく
なっているのです。

 対策としては、
・イライラしやすい人は「肝」の働きをスムーズにさせる
 おすすめ漢方素材は「田七人参」
・不眠傾向やうつ傾向の人は、「心血」を増やす
 おすすめ漢方素材は、「竜眼肉」
・胃腸が弱く敏感な方には、「山楂子」
などそれぞれ体質に合った漢方素材がありますので、
体質改善、体調改善を考えていましたらお気軽にご相談ください。

2015年10月 2日 (金)

感情と五臓との関わり

 人や動物は様々な感情を持っています。
その感情がからだの生理現象に影響を与えたり、
身体の状態によって感情が変化しているという考えが中医学(古代中国哲学)
にはあります。

 中医学では人間の持つ感情7つを「七情」と呼び、
感情の内容によって五臓と密接にかかわっていると考えます。

 それは下記のとおりで
・怒り・・・「肝」
・喜び・・・「心」
・思い・・・「脾」
・悲しみ・憂い・・・「肺」
・驚き・恐れ・・・「腎」

 感情の変化はいたって普通のことですが、過剰なショックや
持続するストレスは生理的に影響を与え様々な症状を引き起こし、
その結果、気血の巡りや臓腑の働きを乱し、病気を引き起こします。
このことを中医学で「内情七情」と言います。
  
 例えば、過度に思い悩んだりした時には、気の巡りが停滞して、脾胃の
働きを低下させ、消化機能の低下、腹部膨満感、食道の異物感、下痢
などの症状が現れやすくなります。

 その逆もあり、女性は月経前になると「イライラ・肩こり・頭痛・便秘」
といった状態が現れやすくなります。
これは、月経前に「肝」の失調を引き起こし気血の巡りが悪くなることによって
現れる症状なのです。そして月経が起こり、経血が流れることによって
気血の巡りがスムーズになるためにそれまでの症状が軽減されるのです。

 このように、感情の変化はごく当たり前の反応ですが、
感情の変化が極端に変わったり、一つの感情が行き過ぎるような状態が
続いてしまっている場合には、五臓の働きに悪影響を与えているので
早めの対策が必要です。

 ちなみに先程例を挙げました、月経前の「イライラ、肩こり・・・等」の症状の
改善は、疏肝解鬱・活血化瘀法が一般的で、
処方として「加味逍遥散・逍遙散」などが利用され、
月経痛や頭痛が強い場合には、活血化瘀の働きを高めるため
血府逐瘀湯や牛膝散といった処方と組み合わせることがあります。

 漢方薬の組み合わせや処方内容は、専門的な知識がなく使用した場合
悪影響を引き起こす可能性がありますので、服用の際には
必ず、漢方に精通した専門薬局で相談・カウンセリングによって
紹介してもらうようにいたしましょう。

2015年10月 1日 (木)

かぼちゃ

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 南瓜とかいて「カボチャ」
薬膳での効能は 
①お腹を温め、気を補う
②炎症を抑え、痛みを止める
③解毒して寄生虫を取り除く

そして期待できる適応症状は
喘息、咳・痰、気管支炎、肺化膿症、胸膜炎、ギョウ虫
となっています。

 実際の漢方で「カボチャ」を使用することはありませんが、
駆虫薬として、かぼちゃの種は使用します。
(かぼちゃの種を「南瓜子(なんかんし)」)
 使用方法には、種をそのまま噛み砕いて服用するか、檳榔子と濃煎して使用する。
となっています。
 
 そんなカボチャの適応症には喘息や咳などの炎症を抑えるものが
挙げられていましたが、現代的にとらえると、

 かぼちゃに含まれる栄養成分は
・β-カロテン
・ビタミンC
・ビタミンB
・カルシウム
・鉄
等が含まれ、特にβ-カロテンは、強力な抗酸化物質として
摂取することで免疫力の増強や粘膜の強化が期待できるので、
風邪予防としても有用な緑黄色野菜なのです。

今年の冬至は12月22日ですが、風邪予防や対策は
気温が下がって、乾燥し始めてきた今から考えていきましょう。

漢方では、
板藍茶や板藍あめ、葛根湯や凉解楽など
風邪の予防や対策として活躍できる漢方薬がありますので、
おかしいなと思ったら早めにご相談ください。


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先日、往復7時間かけて静岡県の小國神社に行ってきました。
8月に放送があった「マツコの知らない世界」で
お守りの収集家の方がでてきて、小槌のお守りがあると言うことで
紹介され、9月に入って神社に問合せが多くなり
小槌が現在作成中とのことでした   が
大きいサイズのものですが手に入れることができました。
早速、神棚に祀りました。
皆様の健康回復のためお店に良い味方となっていくでしょう。

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