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2017年12月12日 (火)

漢方を科学する

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 漢方薬処方を科学的にとらえることは
漢方薬の効果の根拠となります。

 近年、増加傾向にある疾患は
うつ・不眠・不安神経症など
精神的疾患があげられます。

 原因は、慢性的なストレスと疲労、
極度の緊張と、過度なショック・恐怖などで
一度引き起こされた不安は、
なかなか忘れることができず
また、身体が自然に反応してしまうことで、
悪循環になりやすい疾患です。

 現代医学では、
睡眠薬・抗うつ薬・抗不安薬などを
用いることで、精神的な不安や緊張、睡眠障害を
和らげることが目的となります。

 漢方薬で科学的にうつ・睡眠障害などに
効果があると証明されている処方がいくつかあります。
 柴胡加竜骨牡蠣湯・酸棗仁湯・帰脾湯・加味帰脾湯・遠志
などです。

 科学的に証明される前からも
睡眠障害や精神経障害に対しては
様々な漢方薬が
臨床的に有効であることは解っていましたが
どのように効いているのかが明確ではなく、
中医学の哲学的考え方でしか
説明ができませんでした。

 漢方薬を科学的に解明すれば、
今後、血液検査や何らかの検査結果によって
どのような状態の時に何の漢方処方を用いれば
よいのかが
コンピューターが教えてくれるようになります。

 ・・・・・・・

 それでよいのでしょうか

 なにか、寂しさや侘しさを感じます。

 東洋医学の神髄は、養生にあります。

 ただ単に治療するだけではなく、
 病気になってしまった要因を、生活習慣から見直し
 その原因に”気づき”があってこそ
 本当の治療です。

 科学的データは無駄にはなりませんが、
 東洋医学の特徴や素晴らしさは
 大切にしていきたいですね。

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