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2018年2月

2018年2月27日 (火)

体質改善とは何であるか

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胡蝶蘭が伸びてまいりました。
花のつぼみができてきています

昨年開花したのは白い胡蝶蘭

これは、もしかしたら紫色の胡蝶蘭かもしれません
楽しみです。

1年前に、ご相談を受けたお客様は
不安が起こると食欲不振となり
睡眠障害に悩まされていました。

1週間づつ、漢方エキス剤を処方し服用していただき
3週間目からは
不安感が減少して
睡眠も良好になりました。

もうすぐ漢方を服用し続けて1年がたちます。

寒暖差の激しいこの時期でも
体調が安定し、
身内の不幸があっても
動揺はあっても昨年のような
強い不安に襲われることもなく
順調に言っているという報告を受けました。

「漢方がよく聞いているのね」
と言っていただきましたが、

「漢方が効いているのもありますが
体質が強くなったのもあるでしょうね。

不安や食欲不振・睡眠障害は、
何らかのストレスに対して脅威と感じたために起こった
カラダの正常反応ですが、

その時は適応能力(体質)が弱く
ちょっとのストレスでも脅威と感じたのでしょう

でも今は、体質が改善されて強くなったので
ストレスに対して過剰に反応することが
なくなったと考えられます」


体質改善とは、様々なストレスに対しての
適応能力を整えることだと
私は理解しています。

身体に起こる不快な症状は
様々なストレスに対する
カラダの自然な適応反応です。

不快な症状だけを改善するだけでは
適応能力は改善できません。

慢性疾患であればであればなおさら
体質改善(適応能力向上)は必須です。

体質改善は、生活習慣・食習慣・環境・意識改革・運動
等でも改善できます。

漢方薬は、食事の中の一つと考えてみてください。


『ストレスが私たちを殺すことはありません。
それは、私たちのただの反応なのです』
生理学者:ハンス・セリエ

2018年2月16日 (金)

ストレスの対処方法

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胡蝶蘭の花芽が4cmくらいに伸びてきました。
支柱を立てるのは、もっと伸びてからでよいみたいです

薬剤師なので
関係省庁といえば厚生労働省です
時々、厚生労働省のHPをチェックしていますが、

文部科学省のHPに
ストレスケアについて掲載されていましたので
ご紹介します。

文部科学省:CLARINETへようこそ
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/002/003/010.htm

文部科学省なので教育のカテゴリーの
一つとして掲載されているのですが

現在のストレス社会の大人たちにも
関係している内容ですので
ご興味のある方はぜひご覧ください。

●ストレスとは・・・
 ストレス理論では、いろいろな出来事と、人間の行動や心身の反応
との関係を、次のように説明しています。
 
人間は、人生の中で様々な出来事(ストレッサー)に遭遇するが、
その遭遇した出来事が自分の対処能力を超えた脅威であると感じる時に、
ストレス反応と呼ばれる症状や行動を生じさせます。

 ストレス反応は「異常な状態に対する正常な反応」であると
理解することが混乱した心理状態から抜け出す大切なプロセスです。

●ストレッサー・・・
 ストレッサーには大きく3つに大別できます
①生活環境ストレッサー;生活環境からのストレス
②外傷性ストレッサー;天災や災害、犯罪など、人の生命に影響を及ぼすストレス
③心理的ストレッサー;現実的に遭遇していない出来事に対して、
  「~するかもしれない」「~したらどうしよう」と様々に考えるストレス

●ストレスに対する心身の防御反応・・・
 様々なストレスに対して、防御する状態を整えるため、
交感神経と呼ばれる自律神経や副腎皮質ホルモンなどを分泌する
内分泌系の活動が活発になる

●ストレス反応・・・・
 前述したとおり、ストレスに対する生体の反応は
正常な反応です。
心理面の反応;イライラ、不安、恐怖、怒り、落ち込み、無気力など
行動面の反応;暴力、泣く、引きこもり、孤立、過食・拒食、チックなど
身体面の反応;動悸、発熱、頭痛、腹痛、倦怠感、下痢、嘔吐不眠など

ストレッサーに対する個人のストレスに対する耐性には個人差があり
当然、その反応にも個人差があります。

●ストレス状態が続くと・・・
 ストレス障害と呼ばれる様々な障害や疾病へと進んでいきます
・不登校、ひきこもり
・うつ病、神経症、自律神経失調症
・無気力、記憶障害
・消化器障害
・耳鳴り
・血圧の変動
など、様々な症状が発生します。

●リラックス反応
 ストレッサーに対する防御反応によりストレス反応が現れますが
心身にはリラックス反応と呼ばれる、疲労を回復し、新たなエネルギー
を取り入れるメカニズムがあります。
 その最も良い方法は、睡眠です

このリラックス反応がしっかり活用できる状態は、
毎日の生活リズムが整ってバランスが取れている状態です

●ストレス対処方法
 ①原因となるストレッサーを取り除く
 ②認知、対処能力へのアプローチ
 自信がない人、物事を否定的にとらえる人は、ストレッサーを
より高い脅威として認知する。物事の捉え方や自信などの自己の
能力の評価などの認知的評価を修正
 ③対処能力の獲得
 ストレッサーに対する適切な対処法を身につけることで解決する
 ④自己コントロールの回復
 生活リズムなど良い状態を作ることで、リラックス反応を活用
 ⑤相談・カウンセリング
 人は「仲間に受け入れられている」「人から守られていることが実感できる」
時に安心を得ることができる。
 問題を一人で抱え込まないで、いろいろな人に相談して、
より良い解決方法を見つけることが大切です。

●ストレス反応への対応
 ①生活リズムを整える
 ②感情の表現・発散:感情を我慢しない

その他、文部科学省HPではリラクゼーション方法など
具体的な対処方法が掲載されています。
ここまでお読みいただけた方は、是非
文科省HPをご覧下さい。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/002/003/010.htm


最後に、漢方的なアプローチは、
ストレッサーに対する防御反応が過剰になるのは
体質的な原因があるためと捉えていますので、

・体質改善で、ストレッサーに対する過剰反応を軽減


ストレス反応として様々な症状が引き起こされ
それ自体がストレッサーとなるため

・ストレッサーとなる症状の改善

そして、当店ではカウンセリングによって

・問題となるストレッサーの共有・理解

これらにより、自然で無意識な生活が送れるように
応援しています。
悩みを抱え込まないで相談してください
お待ちしております

みなみ野漢方薬局 松田哲男
042-638-8860

2018年2月11日 (日)

受験生にお勧めの漢方薬

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胡蝶蘭の芽が少しづつ伸びてきました
支柱はもう少し伸びてきてからたてればよいのでしょうか
解りませんが、まっすぐ上に伸びている間は
折ってしまうのが怖いので見守っていきます

オリンピックがはじまり
毎日、ワクワク・ドキドキ・ハラハラしているのは
オリンピックだけのことではなく

この時期は、特に受験生にとって
大切な時期になります。

インフルエンザの流行期
スギ花粉が飛散を始める時期
テレビの誘惑
体調不良
など受験の障壁はたくさんあります

私も精神的に弱いタイプなので
大事な用事や試験に出かけるときには
お腹を壊していました
今でも、ゴルフの前日はよく眠れません
ビリヤードの大会の時には手が震えてラックが組めません
そして、極度の緊張状態になると
食欲不振・嗚咽・吐き気を催してきます。

先日、お客様のお友達の子供が受験で
緊張状態によって
食欲不振・吐き気で落ち着きがない状態なので
緊張をほぐす漢方薬はありますか
と相談されました。

一番の治療薬は、合格通知ですが・・・・

中医学において
吐き気・嘔吐・吃逆(しゃっくり)・噯気(げっぷ)
胃のつかえ・腹部膨満感・胃酸の逆流
等の症状は
胃や食道部において
下に流していく作用が
逆流している状態で
「胃気上逆(いきじょうぎゃく)」
と呼んでいます。

緊張状態によって起こってしまうこの状態を
緩和させるための漢方はいくつかありますが
お客様にお渡しして漢方薬は

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

服用したことで、緊張がほぐれ
吐き気が改善されたと喜んでいただけました。
合格通知も届いたと聞き
更に安心いたしました。
これで、本命に安心して臨めるそうです
ガンバレ!!

その他、緊張からくる腹痛・下痢には
桂枝加芍薬湯

緊張状態による手の震えは
抑肝散又は抑肝散加陳皮半夏

インフルエンザ・風邪対策には
板藍根

花粉・鼻炎対策には
鼻淵丸

をお勧めしています。
その方の体質によっても違う処方のほうが
良い場合もあります。

受験の緊張からくる体調不良は
漢方薬で緩和させてあげると
安心かもしれません。

漢方薬・医薬品を服用の際には
必ず薬剤師にご相談ください

2018年2月 1日 (木)

不眠症の漢方治療

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今年も胡蝶蘭の花芽が出てきました
昨年とは違う株からです。

昨年は、途中で花芽を折ってしまいましたので
今年は慎重に育てていきます。

漢方相談では
様々なお悩みの方が相談にご来店されます

睡眠に関するご相談は、比較的多い相談で
・寝つきが悪い
・夢が多い
・夜中に何度も目が覚める
・熟眠できない
・朝起きれない
・日中眠くなる
・昼寝ができない
などなど 睡眠に関するお悩みは様々です。

中医学では、睡眠障害は
様々なきっかけによって「心神」に
影響を及ぼし本来の睡眠を乱すと
考えています。

漢方治療では 西洋薬の睡眠薬とは違いますので
服用してすぐに眠くなるという
目的で服用していただくのではなく

睡眠障害を引き起こしてしまった体質を
改善することで
結果的に 快適な睡眠が得られるように
するというものです

まれに 服用して3日目から眠れるようになった
という方もいますが
過度な期待は
結果が伴わなかったときに

せっかく有効的な治療なのに
途中でやめてしまったり
処方内容をあれこれ変更してしまい
結果 治癒が遅れることになりかねません

というのは
睡眠障害を患っている方の多くが
心理的に
・あせり
・不安
・恐怖
・眠りたいという欲求が強い
という傾向があります

あせりはどのような疾患でも
足かせとなり
お悩みの疾患の原因の一つでもあります

体質から改善したいということであれば
気持ちを落ち着かせ
睡眠障害になってしまった
これまでの経過を相談し
自分に合った漢方薬を服用しましょう

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