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2018年8月10日 (金)

自律神経失調症・・・良くなった後

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漢方薬を服用して、体調が良くなった後、
漢方薬をいつまで服用すればよいのでしょうか。

70代の女性が、痰がらみの咳で
西洋の咳止めや痰きりを服用しても改善されないということで
当店にご相談に来店されました。

はじめは、漢方薬も咳や痰を安定させる系統を服用していましたが
良い感じではあるが、完全に止まらない。

のどの異物感も感じるということで
自律神経系の興奮や緊張がきっかけと考えて
漢方処方の内容を変更し服用していただきました。

服用はじめは、咳が止まったり出たりの繰り返しでしたが
2か月後には咳が止まって安心していた、
しかし、しばらくして泌尿器系に違和感があることが気になり始めた。

一つの症状が改善された後に、ほかに症状が
あらわれてくるのは、多くの場合
何らかの欲求が満たされない不満が
病状としてあらわれてきていると考えられます。

いつも忙しく、相談もそこそこ早く薬を作ってという感じでしたので
少しお時間を頂きゆっくり体調が崩れ始めたころの
生活習慣や環境などをお伺いした結果

様々なストレスを抱えていて、
どれもすぐには解決できないようなもの、その為
将来に対しての不安感(解決できない欲求)が体調を
乱しているということを一緒に理解しました。

どんな人もそうですが、ある不安や憤りが起こった時に
自己保身になり、独善的で利己的な考え方になってしまいます。

それがいい悪いではなく、
そのことを意識しすぎていることに気づくことが大切です。

この方は、その後漢方薬を服用していると
体調が良いということで服用回数を減らしていましたが、

以前の元気だった時のように戻ったので
漢方を止めてしまいました。

止めて半月後くらいに、
また同じように作ってほしいということで
調合をしてお話を聞いてみると、

「良くなってもやめない方が良いのかしら
何時まで続けてれば大丈夫ですか」
というご質問

〇〇さんが服用していただいている
漢方薬は(処方内容によりますが)
体質的に弱いところをサポートしているものです。

調子が良いときはサポートはいりませんが
一度乱れたところは何らかのきっかけで
サポートが必要になりますから、
定期的に服用していた方が安心ですよ。

そう伝えて、またしばらく養生として
服用すると言っていただけました。

病気が良くなれば、薬を服用することは煩わしくなります。
ですが、繰り返しやすい病状であったり、老化によって
あらわれてきている病状は継続的なサポートが
必要となりますので養生薬として続けてみてください。

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