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2018年8月 7日 (火)

漢方治療の特徴

現代医学の病気や症状へのアプローチは、以前お話ししたように点でとらえ、
点を改善することを目的とします。

例えば、
・入眠障害であれば「入眠剤」
・便秘であれば「下剤」
・頭痛、生理痛があれば「鎮痛剤」
・血圧が高ければ「降圧剤」
といったように、一つの病状に対して一つのお薬があります。

以前にも何度もお話ししているのですが、
病気は自分を取り巻く外部環境・内部環境にうまく適応できなくなった時に
引き起こされるものです。

環境の変化というのは、別の見方をすると「欲求」で
うまく適応できなくなった状態は「欲求不満」であると言えます。

すべての欲求不満がすぐに心身の障害に結びつくわけではありませんが、
適応する力(体質)が低下した場合には、
その反応が生理機能や心の乱れとしてあらわれてきます。

漢方治療に限らず、東洋学的治療の多く(ヨガ、鍼灸、太極拳、瞑想など)は、
・点で現れている症状と随伴症状との関係性
・生活習慣と病気との関係
・家族、友人、恋人、仕事関係などの人間関係
・幼少期の出来事
など、その人全体を把握することで
適応できなくなってしまった体質の弱点を
補ったり、改善させることを目的としています。

つまり東洋医学は、病気を改善することを目的としているのではなく
病気を引き起こした人を改善するのです。

何かこころやカラダが病んでいる方は、
その病状だけにとらわれず
身体全体的に整えることを考えてみてください。
必ず、解決策が見つかります。

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