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自律神経失調症

2014年5月13日 (火)

双極性障害と漢方

双極性障害という言葉をご存知ですか。以前は「躁うつ病」と呼ばれていました。
生き物は誰でも、気分の良い時もあれば気持ちが沈んでしまうときがあります。
この気分の浮き沈みをうまくコントロールできないような状態になり、躁状態・うつ状態を繰り返す病気を『双極性障害』と呼んでいます。

双極性障害の方は、単なる「うつ病」と誤解されることが少なくないようです。それには、医療機関にかかる時、躁状態ではなくうつ状態の時が多いからなのです。

正しい診断は専門の医師によって行われなければなりませんので自己判断をしてはいけませんが、うつ状態になる前に、

・仕事をバリバリやれていた
・睡眠時間が少なくても全く問題なかった
・自分に自信が持てていた
・イライラすることが多かった
など思い当たることがありましたら、専門医にしっかりとお話しましょう。

双極性障害は、良くなったと思っても繰り返しやすく、再発を繰り返すほどsの頻度・周期が短くなってきますので、再発予防がとても大切です。

再発予防で大切なことは
・生活習慣の見直し(特に睡眠時間)
・ストレスの蓄積を防ぐ
の2点が重要です。

漢方で双極性障害は、自律神経失調症などと同様、「陰陽バランス」の問題です。
陰陽バランスは自然界で当たり前のように存在しているバランスですが、生活習慣の乱れやストレスなどによってうまくバランスがとれなくなってしまうのです。
漢方薬は、陰陽バランスを整える働き(体質改善)が得意な分野です。

現在双極性障害で治療を行っている方、再発が心配な方は、漢方薬で繰り返さないからだ作りをお薦めいたします。

2年くらい前ですが、当店で「双極性障害」で入院治療をされた方が、退院後、漢方治療を始め体調管理をすることで、現在も再発せず健康的な生活を送っています。

西洋薬は、大きな乱れを整える優れたお薬ですが、漢方薬は、乱れを整える力を補ったり、働きを高めるお薬です。

お悩みの方・心配な方はお気軽にご相談ください。

みなみ野漢方薬局
八王子市西片倉2-12-12
042-638-8860
mail@minamino-kanpou.com

2014年3月29日 (土)

めまい

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中医学ではめまいを次のように考えています。

眩暈の、「眩」は目がくらむこと
     「暈」は頭がフラフラすること
この2つは同時に現れることが多いので「眩暈」と総称しています。

 眩暈には、目を閉じてすぐに落ち着くものから
立っていることもできず、吐き気を伴ってしまう場合や昏倒することもあります。

 漢方では、発生原因を大きく4タイプに分けて考え、
症状の特徴、起こり、体質等から治療薬を選択します。

<タイプ1>
 
眩暈に伴う症状として、頭痛、耳鳴り、イライラ、不眠、多夢などで
漢方表現では「肝陽上亢(かんようじょうこう)タイプ」と呼びます。

 原因の多くは、ストレス、疲労の蓄積です。
 
 治療法としては、興奮している「肝」を安定させ沈ませる「滋陰平肝潜陽(じいんへいかんせんよう)」という治法を使います。

 代表処方としては、抑肝散 ・釣藤散(併六味地黄丸) ・七物降下湯 ・天麻釣藤鈎
 
 このタイプの養生方法としては、なるべく早い時間に睡眠をとるようにしてハイキングや散歩、美術館巡りなどの自然や芸術に触れると良いでしょう。

<タイプ2>
 動くと悪化し、疲労によってさらに悪化するタイプ。

 体質的特徴としては、血色が悪く、心配性、動悸や睡眠障害を伴うことが多く、虚弱体質の傾向にあります。
 
 原因は、栄養不良の状態が長く続いてしまったり、心身の疲労の蓄積、食欲の減退、胃腸の働きの失調、月経期に起こりやすい方もいます。

 治療法としては、陰血を補い、脳にエネルギーをしっかり与える 「気陰双補(きいんそうほ)」という治療法を用います

 代表的な処方として ・帰脾湯 ・十全大補湯 ・婦宝当帰膠

 このタイプの養生としては、気血を養えるような食材の 山芋、ナツメ、レンコン、ホウレンソウ、クコの実、小豆、キンシンサイ など鍋料理や田舎煮などがよいでしょう。

<タイプ3>
 高齢者に現れるめまいで、<タイプ1>と同様な症状を 伴うことが多く、耳鳴り、目のかすみ、腰痛、泌尿器障害 などが加わります。

 原因としては、五臓の「腎」の機能低下のため。 「補腎(ほじん)」という治療法を用いますが、 体質的に「冷えやすい」タイプと「ほてりやすい」タイプに 分かれますので、治療薬もそれぞれ分けて使用します。

 「冷え」タイプの代表処方 ・右帰丸 ・八味丸(金匱腎気丸)
 「ほてり」タイプの代表処方 ・左帰丸 ・六味丸 ・知柏地黄丸 ・杞菊地黄丸

 養生法としては、身体をしっかり動かしていくことで、 ラジオ体操やヨガ、太極拳などで身体をほぐしましょう。

<タイプ4>
 
はげしい回転性のめまいを起こしている場合に多いタイプで、 酷い場合には吐き気を伴います。

 原因は、「湿邪(しつじゃ)」と呼ばれる「水(すい)」の 濁ったものが原因となります。
その為、むくみ、頭重、疲労倦怠感、下痢、消化不良 などが伴いやすいです。

 治療法は「化痰熄風(かたんそくふう)」「健脾利水(けんぴりすい)」 で、濁った「湿」を除くことと、それを作らせない様にしていくことです。

 代表処方は ・半夏白朮天麻湯 ・温胆湯 ・苓桂朮甘湯

 養生法としては、湿気の多い環境での生活ならば湿気対策を胃腸が冷えやすいならば、冷飲冷食を控え、身体(特に胃腸)をしっかり温めることです。
 日頃から、「生姜」を利用して見ましょう。

 大きく4つのタイプをご紹介いたしましたが、これらが複合して発生している場合もあるため 漢方に精通した薬局で十分相談して調合してもらいましょう。

みなみ野漢方薬局
042-638-8860
mail@minamino-kanpou.com
http://www.minamino-kanpou.com

2014年3月28日 (金)

自律神経のしくみ

自律神経失調症は、自律神経系の乱れで起こっている症状でありますが、そもそも「自律神経」とは何でしょうか。
自律神経の種類とその役割・働きについてご説明いたします。

●自律神経系は、交感神経と副交感神経に分けられ自分の意志ではコントロールできない神経です。
●脳からの指令を受けることなく独立して働いている神経です。
●働く場所:すべての内臓、内分泌腺、外分泌腺、血管、汗腺など、つまり、生命維持に深く関係しています。

ここで、簡単にまとめますと、もし自律神経系が意志によって働かせる神経系であるとすると血圧を自己調整できることにもなり、呼吸も吸う・吐くをいつも意識していなくてはいけなくなります。眠っている間も、呼吸を意識しなくてはなりません。そんな関係からか、自律神経系は自己意識に関係なく活動しているのです。

●自律神経系の働き
自律神経系は
・交感神経
・副交感神経
に分けられます。この2つは、文字通り相反する働きを持っているのです。

         ≪自律神経系の興奮による反応≫

            交感神経      副交感神経

心臓(心拍数)     促進        抑制
皮膚血管        収縮        拡張
肺            弛緩        収縮
蠕動運動        抑制        促進
瞳孔(目)        拡大        縮小
唾液腺分泌      抑制        促進
気管支         拡張        収縮

これらの働きは、必要に応じてどちらか一方が優位に働き内臓など器官を調整しバランスをとっているのです。例えば、運動時には、交感神経が優位に働き心拍数を増やしますが、運動を止めると副交感神経の働きで心拍数を減らすのです。漢方で言う、「陰陽バランス」と同じと言えます。

自律神経失調症に対して漢方治療が優れている点は、
陰陽のバランス(交感神経・副交感神経のバランス)を整えることを重視する療法であると言うことです。

西洋治療と漢方治療の違いは、シーソーで例えると左右の重さを調整(軽ければ重くするまたは重い方を軽くする)治療は西洋治療で、シーソーが上手く釣り合わないのは、軸(中心)のバランスのとり方に問題があると考え、バランスが整いやすくするのが漢方治療です。

これらのことから、症状に大きく波があり、病状が逆転するような自律神経失調症の場合は漢方治療が優れています。

お悩みの方はお気軽にご相談ください
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2014年3月27日 (木)

自律神経失調症に良く見られる症状

自律神経失調症のお悩みでご相談に来られる方で、まったく同じ症状で悩んでいる方は少なく、人によってその症状の現れ方、頻度、強さ、感じ方が違います。

傾向として似ている所は、
・症状に波がある
・季節の変化時に悪くなりやすい
・良い時と悪い時の差がおおきい
といったところでしょうか。

以下に、自律神経失調症でご相談に来られる方のお悩みをあげてみました。
<自律神経失調症の方に現れる主な症状>
(全身的症状)
倦怠感、疲れやすい、気力がわかない、微熱
(頭 部)
めまい、頭が重い、頭帽感(頭になにかかぶさっているような感じ)
頭皮がムズムズする、耳鳴り、音がこもって聞こえる、
目を開けているのが辛い、かすみ目、涙目、目のけいれん
顔のほてり、舌が痛い、舌がピリピリする
(呼吸器)
のどに何か詰まっているような感じ、息苦しい、胸部の圧迫

(循環器)
動悸、不整脈

(消化器)
便秘・下痢の繰り返し、残便感、腹部膨満感、ガスが多い、頻便

ゲップ、吐き気、食欲あるが食べると気持ち悪い、物が飲み込みにくい
(泌尿器)
頻尿、乏尿、残尿、夜間尿

(四 肢)
倦怠感、痛み、ほてり、腫れ、しびれ

(精神症状)
不安、無欲、恐怖、憂うつ、イライラ、神経過敏、無関心、睡眠障害、涙もろい

その他、自律神経失調症により様々な症状があらわれます。
病院で検査しても異常がない、対症療法を続けていて症状は軽くなるが副作用で新しい症状で悩んでしまうなど、辛い症状でお悩みの方は是非一度ご相談ください。

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2014年3月25日 (火)

自律神経失調症とは

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 漢方治療が一番適していると思われる疾患は
「自律神経失調症」であると感じます。

 自律神経失調症とは......何か!!
これは器質的な異常(病名が付けられる原因)が認められないが、不定愁訴と呼ばれる自律神経関連の症状を訴えるものと定義され

器質的異常を伴わないため、 症状が多岐・多彩で、 一部の症状を改善しても
他の症状がよくならない といった具合で何から治したらよいのかがはっきりしない状態です。

 人間の体には ホメオスタシス(恒常性の維持)という働きがあるため健康を維持することが出来ています。

 これは、あらゆるストレスとなりうる内的・外的環境の変化に対して、からだの生理的状態を安定した(恒常的)状態に保とうとする仕組みですが、

 例えば、暑い時には汗をかいて、その汗が蒸発する際の気化熱により体表面の温度を下げ、寒い時には筋肉をはげしく収縮することを繰り返し熱を産生し体温を維持しています。

 これらの働きは、哺乳類では自律神経・ホルモン・免疫の3つの相互バランスによって維持されていて、特に自律神経が重要な役割を担っています。

 つまり、自律神経失調症と言う病態は、
内部・外部の様々なストレスに対応する自律神経の働きが弱くなり、恒常性・バランスを保つ働きが乱れている状態であると言えるのです。

 医療機関で様々な検査をしても異常がなく問題なし、異常なしと言われても体調的不快な症状がある場合には、自律神経失調の状態であると考えられます。


 漢方では、 病気・病状・訴えをその部分だけの問題ととらえず
①からだ全体的なバランスの乱れで病状を発生している
②からだ全体的に整えていくことが大切である
とする特徴であるためです。

 精密検査をしても異常がないけれど病状が続いている場合、病状を抑え込むために西洋薬を漠然と使用しづつけることは必ずしも好ましくありません。

 そんな時こそ、漢方治療を考えてみてはいかがでしょうか、多くの方が漢方治療を選択し、病状の安定、健康状態の増進がみられます。
 お悩みの方は是非ご相談ください。

みなみ野漢方薬局は、中医学理論に基づいた漢方治療をご紹介しています。
しっかりした知識と経験に基づき、あなたに適した漢方薬を調合いたします。

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