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自律神経失調症

2018年9月 7日 (金)

自律神経失調症・・・観察してみよう

 「予防に勝る治療はない」
多くの方は、病気になってから何らかの対策・治療のための行動を起こしています。

ですが、病気をする前に対策を施すことがもっとも効果的であることは、多くの方が感じているところではないでしょうか。

大病を克服された方ほど、病気の予防である「養生」の大切さを実感し、実践されています。

では、どうして普段から養生しようという意識が弱くなってしまうのでしょうか、普段から健康に自信がある方ならまだわかりますが、そんなに健康に自信のない方があまり養生を意識していないのには訳があるのでは・・・

私が思うのには
何を養生すればよいのかがわからないからではないでしょうか。

例えば、頭痛や生理痛
鎮痛薬等を服用すれば多少改善されますし、一時的な症状なので病気の起こりを深く考えたことがないのではないでしょうか。

でも、しっかり対策をすれば鎮痛剤を服用しなくてもよくなりますし、その他の病気の予防にもなるので養生することは一石二鳥のなのです。

どのような養生すればよいのか
これは、同じ悩みでも人それぞれ違いがあります。その為にも大切なことは

自分の体をよく観察することです。
・いつどんな時に起こりやすいのか
・どのような場所、環境で起こりやすいのか
・決まって一緒にあらわれる症状は何か
・いつも同じ強さの症状なのか、波があるのか
・どんなことをすると少し楽になるのか、逆にひどくなるのか
・からだは冷えているのか、ほてりがあるのか
・便の調子はどうか
・食欲は
・睡眠の質は

細かく自分の体質を考えたことがありますでしょうか。
自分のことは自分が良く知っているつもりでも知らないことは数多くあります。

漢方カウンセリングをしていると本人が気づいていなかった体質的な特徴に気づいていただくことがあります。

病状の改善には、その原因と起こりを明確にすることが大切です。

体質日記などを付けて、ご自分の体質的特徴・変化を観察してみてはいかがでしょうか、きっとお悩みの病状の改善策が見つかることでしょう。

2018年8月21日 (火)

病は気から ~30%は気の病?~

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山梨県 萩原フルーツ農園さんのモモ
もぎ取っておいしくいただきました。
http://hagifruits.net/

隣には笛吹川フルーツ公園があります。
遊びに行くときは簡易テントがあると便利です。
https://fuefukigawafp.co.jp/


「病は気から」ということを多くの方は知っています。
多くの方は、精神力で病を治したり対峙することを
想像していると考えられますが、臨床的調査を
してそのことを証明した結果をご紹介します。

「病の三分の一は気から」
米国の学者の中には
「すべての疾患の少なくとも80%は、心理的な色彩をもっている」
あるいは
「程度の差こそあれ、ほとんどすべての人が、何らかの形で
ノイローゼ的な要因を持ちながら、何とか切り抜けているのが
現状である」と言っている人もある、・・・

九州大学医学部で行った調査の結果をご紹介します。
まず、何らかの心臓の症状を訴えたり、あるいは医師が診断したりして、
内科の外来で心電図の検査を受けた患者の中から、受診の順番に
100人だけをとりだして心身両方面からの細かい検査を行った結果では
心臓神経症(ノイローゼ)が16人、更年期が6人、心配性が2人、
結局、神経症的な例が24人であった。

次いで、慢性のはっきりしない胃の症状を訴える160人の患者に
必要とする様々な検査を行い、一定の薬による治療と心理療法を
行い、約半年間経過を見た結果。
本当に胃炎の病変を認めたのは55%
残りの45%は正常で、うち28%は神経症であった。

その他にも、調査結果が記載されていましたが、
何らかの症状がある人の約30%は、神経症であることが紹介されています。
(池見酉次郎著 心療内科(中公新書)より)

このことから、心と病の目に見えない糸での結びつきが証明され
そのような症状が現れる原因として
様々な状況や環境にうまく適応できなかったために
心だけでなく身体も反応を示して様々な症状を出しているのです。

神経症の病だけでなく、多くの病において
心のケアは治療効果を高めるとして大切なことであることは
漢方相談・カウンセリングをしている経験からも
実感しています。

自律神経失調症は、神経症の一つです。
心のケアだけでなく、適応できなくなってしまった
体質を一緒に改善することが大切です。

お悩みをゆっくりお話しください。
ご相談お待ちしております。
みなみ野漢方薬局 松田
042-638-8860

2018年8月13日 (月)

自律神経失調症・・・自律神経のコントロール

すべての内臓、内分泌腺、外分泌腺、血管、全身の汗腺は、
脳からの指令を受けることなく独立して働いています。
つまり生命維持に関与し、その働きを制御する神経が
自律神経で、
自分の意志でコントロールすることは不可能です。
<「からだのしくみ辞典」 成美堂出版より抜粋>

学校でもどの参考書・資料・サイトを見ても
自律神経は、意識によってその働きを促進させたり
抑制することはできないと記載されています。

間違いだとは言えませんが、
意識することで自律神経に直接働きかけているのでなく
間接的・経験的に働きかけていることはあるので、

間接的・経験的に自律神経をコントロールすることは可能です。

具体例で、今からあなたの自律神経を意識することによって
働かせてみましょう。

まず、何かものを食べていたり飲んでいたのであれば
少しの間やめてください。
口の中のものを空っぽにして肩の力を抜いてください。

いいですか

想像してください、
今あなたの目の前に、
清々しい芳香、太陽をイメージさせる鮮やかな黄色の果物
「レモン」があります。

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(写真:https://www.photo-ac.com)

そのレモンを左手に持っていることを想像してください。
レモンの冷たさ、新鮮なレモンの香りを感じてください。

さあ、手に持ったレモンを自分の口元に運んで
レモンをかじってみてください。

歯がレモンの硬い皮に触れ、
皮を破った瞬間、果実の酸っぱさが
口の中いっぱいに広がるのを感じてください。

如何でしょうか、口の中に唾液がどんどんとわいてきたのではありませんか。

唾液腺は、交感神経の働きのよって分泌が抑制され
副交感神経の働きによって分泌が促進されます。

自律神経をコントロールできないとすれば、
どうしてレモンを想像して口に入れたことで
唾液の分泌が促進されたのでしょうか。

これは特定の出来事に意識を集中させると、
からだがその思考についてくる。
思考が体に影響を与えているのです。

ただし、この思考が体に影響を与えるための
絶対的条件として、一度は経験し記憶していることです。

自律神経失調症でお悩みの方は、
特別な検査を受けても、体の機能には何ら問題なく
精神医学的な問題として扱われることが多いのですが、

自律神経失調症は脳に問題があるわけでも
性格に問題があるわけでもありません。

一度経験した、不快な症状が引き起こされる
悪循環を体質的に形成されていることが原因なのです。

人間の記憶は、失敗や後悔を忘れないようにできています。
成功の記憶よりも失敗の記憶の方が強く印象に残っています。

その記憶・経験を意識することで、
不快な症状が引き起こされてもなんら不思議なことではありません。

自律神経失調症を改善させるには、
今起こっている病状は、思考がからだに影響を及ぼしている
ことを認識してください。

思考というのは、特別な意識だけでなく、周りの環境
例えば、電車など特別な空間、エアコン、人込み、車のエンジン音
など五感で得られる情報すべて入ります。
それらが、病状を引き起こしているのです。

そして、体質的弱点や滞りが病状を安定させる力を
阻害しているので、体質改善させることで
病状を安定化させることができるのです。

体質改善のための方法の代表が漢方療法、
その他、呼吸法、自律訓練法、ヨガ、集団療法など
様々な方法があります。

病気を改善させるためには、
目先の病状だけにとらわれずに、
身体全体的な問題として考えていきましょう。

I belive it.

2018年8月 4日 (土)

自律神経失調症の治し方・・全体を治す

ある名医は
「世の中に病気というものはない、病める人間があるだけだ」
と言っています。

名医と言われるほどの人たちは、 病気を治すためには
心身両面からの診断や治療が大切であることを認識しています。

現代医学は、人間の体を点で見る傾向が強く
眼科医・耳鼻科医・消化器専門・循環器と
それぞれの分野でのエキスパートが
それぞれにあらわれている疾患に対応しています。

東洋医学は、点(病状)は、線(病気を引き起こす流れ)の
一部であるため、改善させるべきは
点でなく線であると考えます。

特にこのことが言えるのは、
自律神経失調症
この病気は、特定の部位(点)だけに病状が
集中しているのではなく、つながりのある線の中の
点がいたるところで病状を引き起こすのが特徴です。

その為、自律神経失調症を改善させるためには、
身体全体を整えることに気づかない限り
改善させることは難しいでしょう。

漢方薬は、身体全体のバランスを整える医療であるため
自律神経失調症は最も得意とする疾患であります。

大げさに言えば、病気のほとんどは自律神経失調症
であると言えます。

慢性的な疾患は、点の治療を続けていても
根本的に改善されることはありません。
漢方で、体質改善をお勧めいたします。

みなみ野漢方薬局
042-638-8860

2018年7月21日 (土)

のどに異物感がある

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・のどに何か引っかかっている感じがする
・のどを締め付けられている感じがする
・咳をしても取れない
・息苦しさを感じる
・食事は普通に食べれる
・たまに症状がなくなり、突然現れる

漢方相談の中でこのようなお悩みのご相談があります。
のどの違和感・詰まった感じを起こす疾患はいくつかありますので
まずは、耳鼻咽喉科・内科で器質的疾患が原因でないかどうかを
調べることが大切です。

検査で異常がない場合
神経症・心身症・うつ病
などが原因とされます。

漢方では、これらの症状を
「梅核気(ばいかくき)」
と呼び、梅の種がのどにつかえたような症状と判断します。

はっきりとした原因はわかっていませんが
漢方では「気」の巡りが停滞していると考え
精神的ストレス・疲労・睡眠不足・更年期
環境の変化などによって
自律神経に異常をきたした結果であるとみています。

のどの違和感を除くためのファーストチョイスの処方は
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
多くの方が、この処方で症状を改善・軽減することができます。

何度も繰り返すよ・半夏厚朴湯でも症状が少し残るようであれば、
気の停滞が作られやすい体質やそのほかの体調を
整えることを同時に行うことで、しっかり改善させることができます。

漢方薬を試してみたい方は
お気軽にご相談ください。

みなみ野漢方薬局
東京都八王子市西片倉2-12-12
042-638-8860
メール:mail@minamino-kanpou.com

2018年7月13日 (金)

ホットフラッシュ(突然のほてりと発汗)

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突然襲われる のぼせ・ほてり・発汗
50歳前後の女性であれば、更年期に伴う症状であると
考えます。

更年期に伴う、ホットフラッシュは女性ホルモンの低下による
バランスの乱れが自律神経のバランスをも乱すことによって
引き起こされています。

しかし、純粋にホルモンバランスの乱れだけで引き起こされる
ものだけではなく、自律神経の乱れが原因として
誘発されている場合も考えられます。

漢方治療は、自律神経系のバランスを整えることを
得意としていますので、更年期に伴う自律神経症状を
改善するのにとても有効な手段です。

ホットフラッシュだけの症状でお悩みの方もいますが、
ご相談に来られる方の多くが
・めまい、ふらつき
・耳鳴り
・食欲不振
・イライラ
・頭痛、肩こり
・目の疲れ
・寝つきが悪い
・熟睡できない
・動悸・息苦し
・のどに異物感を感じる
など
様々な随伴症状があります。

漢方治療では、一つの症状だけで
薬を判断するのではなく、
からだ全体に起こっているバランスの乱れを
観察することで漢方薬を決めていきますので、

漢方薬を試してみたいという場合には、
主症状だけでなく、自身の体質的な特徴やクセ、
気になっている症状をすべてお伝えして
漢方薬を選んでもらいましょう。

そうすることで、少しづつ、これまで気になっていた症状も
一緒に改善されていくことでしょう。

2014年5月13日 (火)

双極性障害と漢方

双極性障害という言葉をご存知ですか。以前は「躁うつ病」と呼ばれていました。
生き物は誰でも、気分の良い時もあれば気持ちが沈んでしまうときがあります。
この気分の浮き沈みをうまくコントロールできないような状態になり、躁状態・うつ状態を繰り返す病気を『双極性障害』と呼んでいます。

双極性障害の方は、単なる「うつ病」と誤解されることが少なくないようです。それには、医療機関にかかる時、躁状態ではなくうつ状態の時が多いからなのです。

正しい診断は専門の医師によって行われなければなりませんので自己判断をしてはいけませんが、うつ状態になる前に、

・仕事をバリバリやれていた
・睡眠時間が少なくても全く問題なかった
・自分に自信が持てていた
・イライラすることが多かった
など思い当たることがありましたら、専門医にしっかりとお話しましょう。

双極性障害は、良くなったと思っても繰り返しやすく、再発を繰り返すほどsの頻度・周期が短くなってきますので、再発予防がとても大切です。

再発予防で大切なことは
・生活習慣の見直し(特に睡眠時間)
・ストレスの蓄積を防ぐ
の2点が重要です。

漢方で双極性障害は、自律神経失調症などと同様、「陰陽バランス」の問題です。
陰陽バランスは自然界で当たり前のように存在しているバランスですが、生活習慣の乱れやストレスなどによってうまくバランスがとれなくなってしまうのです。
漢方薬は、陰陽バランスを整える働き(体質改善)が得意な分野です。

現在双極性障害で治療を行っている方、再発が心配な方は、漢方薬で繰り返さないからだ作りをお薦めいたします。

2年くらい前ですが、当店で「双極性障害」で入院治療をされた方が、退院後、漢方治療を始め体調管理をすることで、現在も再発せず健康的な生活を送っています。

西洋薬は、大きな乱れを整える優れたお薬ですが、漢方薬は、乱れを整える力を補ったり、働きを高めるお薬です。

お悩みの方・心配な方はお気軽にご相談ください。

みなみ野漢方薬局
八王子市西片倉2-12-12
042-638-8860
mail@minamino-kanpou.com

2014年3月29日 (土)

めまい

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中医学ではめまいを次のように考えています。

眩暈の、「眩」は目がくらむこと
     「暈」は頭がフラフラすること
この2つは同時に現れることが多いので「眩暈」と総称しています。

 眩暈には、目を閉じてすぐに落ち着くものから
立っていることもできず、吐き気を伴ってしまう場合や昏倒することもあります。

 漢方では、発生原因を大きく4タイプに分けて考え、
症状の特徴、起こり、体質等から治療薬を選択します。

<タイプ1>
 
眩暈に伴う症状として、頭痛、耳鳴り、イライラ、不眠、多夢などで
漢方表現では「肝陽上亢(かんようじょうこう)タイプ」と呼びます。

 原因の多くは、ストレス、疲労の蓄積です。
 
 治療法としては、興奮している「肝」を安定させ沈ませる「滋陰平肝潜陽(じいんへいかんせんよう)」という治法を使います。

 代表処方としては、抑肝散 ・釣藤散(併六味地黄丸) ・七物降下湯 ・天麻釣藤鈎
 
 このタイプの養生方法としては、なるべく早い時間に睡眠をとるようにしてハイキングや散歩、美術館巡りなどの自然や芸術に触れると良いでしょう。

<タイプ2>
 動くと悪化し、疲労によってさらに悪化するタイプ。

 体質的特徴としては、血色が悪く、心配性、動悸や睡眠障害を伴うことが多く、虚弱体質の傾向にあります。
 
 原因は、栄養不良の状態が長く続いてしまったり、心身の疲労の蓄積、食欲の減退、胃腸の働きの失調、月経期に起こりやすい方もいます。

 治療法としては、陰血を補い、脳にエネルギーをしっかり与える 「気陰双補(きいんそうほ)」という治療法を用います

 代表的な処方として ・帰脾湯 ・十全大補湯 ・婦宝当帰膠

 このタイプの養生としては、気血を養えるような食材の 山芋、ナツメ、レンコン、ホウレンソウ、クコの実、小豆、キンシンサイ など鍋料理や田舎煮などがよいでしょう。

<タイプ3>
 高齢者に現れるめまいで、<タイプ1>と同様な症状を 伴うことが多く、耳鳴り、目のかすみ、腰痛、泌尿器障害 などが加わります。

 原因としては、五臓の「腎」の機能低下のため。 「補腎(ほじん)」という治療法を用いますが、 体質的に「冷えやすい」タイプと「ほてりやすい」タイプに 分かれますので、治療薬もそれぞれ分けて使用します。

 「冷え」タイプの代表処方 ・右帰丸 ・八味丸(金匱腎気丸)
 「ほてり」タイプの代表処方 ・左帰丸 ・六味丸 ・知柏地黄丸 ・杞菊地黄丸

 養生法としては、身体をしっかり動かしていくことで、 ラジオ体操やヨガ、太極拳などで身体をほぐしましょう。

<タイプ4>
 
はげしい回転性のめまいを起こしている場合に多いタイプで、 酷い場合には吐き気を伴います。

 原因は、「湿邪(しつじゃ)」と呼ばれる「水(すい)」の 濁ったものが原因となります。
その為、むくみ、頭重、疲労倦怠感、下痢、消化不良 などが伴いやすいです。

 治療法は「化痰熄風(かたんそくふう)」「健脾利水(けんぴりすい)」 で、濁った「湿」を除くことと、それを作らせない様にしていくことです。

 代表処方は ・半夏白朮天麻湯 ・温胆湯 ・苓桂朮甘湯

 養生法としては、湿気の多い環境での生活ならば湿気対策を胃腸が冷えやすいならば、冷飲冷食を控え、身体(特に胃腸)をしっかり温めることです。
 日頃から、「生姜」を利用して見ましょう。

 大きく4つのタイプをご紹介いたしましたが、これらが複合して発生している場合もあるため 漢方に精通した薬局で十分相談して調合してもらいましょう。

みなみ野漢方薬局
042-638-8860
mail@minamino-kanpou.com
http://www.minamino-kanpou.com

2014年3月28日 (金)

自律神経のしくみ

自律神経失調症は、自律神経系の乱れで起こっている症状でありますが、そもそも「自律神経」とは何でしょうか。
自律神経の種類とその役割・働きについてご説明いたします。

●自律神経系は、交感神経と副交感神経に分けられ自分の意志ではコントロールできない神経です。
●脳からの指令を受けることなく独立して働いている神経です。
●働く場所:すべての内臓、内分泌腺、外分泌腺、血管、汗腺など、つまり、生命維持に深く関係しています。

ここで、簡単にまとめますと、もし自律神経系が意志によって働かせる神経系であるとすると血圧を自己調整できることにもなり、呼吸も吸う・吐くをいつも意識していなくてはいけなくなります。眠っている間も、呼吸を意識しなくてはなりません。そんな関係からか、自律神経系は自己意識に関係なく活動しているのです。

●自律神経系の働き
自律神経系は
・交感神経
・副交感神経
に分けられます。この2つは、文字通り相反する働きを持っているのです。

         ≪自律神経系の興奮による反応≫

            交感神経      副交感神経

心臓(心拍数)     促進        抑制
皮膚血管        収縮        拡張
肺            弛緩        収縮
蠕動運動        抑制        促進
瞳孔(目)        拡大        縮小
唾液腺分泌      抑制        促進
気管支         拡張        収縮

これらの働きは、必要に応じてどちらか一方が優位に働き内臓など器官を調整しバランスをとっているのです。例えば、運動時には、交感神経が優位に働き心拍数を増やしますが、運動を止めると副交感神経の働きで心拍数を減らすのです。漢方で言う、「陰陽バランス」と同じと言えます。

自律神経失調症に対して漢方治療が優れている点は、
陰陽のバランス(交感神経・副交感神経のバランス)を整えることを重視する療法であると言うことです。

西洋治療と漢方治療の違いは、シーソーで例えると左右の重さを調整(軽ければ重くするまたは重い方を軽くする)治療は西洋治療で、シーソーが上手く釣り合わないのは、軸(中心)のバランスのとり方に問題があると考え、バランスが整いやすくするのが漢方治療です。

これらのことから、症状に大きく波があり、病状が逆転するような自律神経失調症の場合は漢方治療が優れています。

お悩みの方はお気軽にご相談ください
みなみ野漢方薬局
042-638-8860
mail@minamino-kanpou.com
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2014年3月27日 (木)

自律神経失調症に良く見られる症状

自律神経失調症のお悩みでご相談に来られる方で、まったく同じ症状で悩んでいる方は少なく、人によってその症状の現れ方、頻度、強さ、感じ方が違います。

傾向として似ている所は、
・症状に波がある
・季節の変化時に悪くなりやすい
・良い時と悪い時の差がおおきい
といったところでしょうか。

以下に、自律神経失調症でご相談に来られる方のお悩みをあげてみました。
<自律神経失調症の方に現れる主な症状>
(全身的症状)
倦怠感、疲れやすい、気力がわかない、微熱
(頭 部)
めまい、頭が重い、頭帽感(頭になにかかぶさっているような感じ)
頭皮がムズムズする、耳鳴り、音がこもって聞こえる、
目を開けているのが辛い、かすみ目、涙目、目のけいれん
顔のほてり、舌が痛い、舌がピリピリする
(呼吸器)
のどに何か詰まっているような感じ、息苦しい、胸部の圧迫

(循環器)
動悸、不整脈

(消化器)
便秘・下痢の繰り返し、残便感、腹部膨満感、ガスが多い、頻便

ゲップ、吐き気、食欲あるが食べると気持ち悪い、物が飲み込みにくい
(泌尿器)
頻尿、乏尿、残尿、夜間尿

(四 肢)
倦怠感、痛み、ほてり、腫れ、しびれ

(精神症状)
不安、無欲、恐怖、憂うつ、イライラ、神経過敏、無関心、睡眠障害、涙もろい

その他、自律神経失調症により様々な症状があらわれます。
病院で検査しても異常がない、対症療法を続けていて症状は軽くなるが副作用で新しい症状で悩んでしまうなど、辛い症状でお悩みの方は是非一度ご相談ください。

みなみ野漢方薬局
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